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トリファのヨーロッパ周遊eSIMを実測|クロアチア・スロベニアの通信速度は

今回、ポーランド・スロベニア・クロアチアの3カ国を、トリファのヨーロッパ周遊プラン1枚だけで回ってきました。

各地で下り速度を計測してみたところ、最速はスプリットの約610Mbps。いちばん遅かったトロギールでも約88Mbpsでした。動画視聴の目安が5Mbps前後なので、正直「そんなに出るの?」というのが最初の感想です。

国境は3回またぎましたが、設定を触った回数はゼロ。バスで移動しているあいだに、いつのまにか次の国の回線につながっていました。

この記事では、各地で実際に計測した速度と、独自アンケート調査で見えたトリファの強み・弱みを、あわせてお伝えします

目次

今回のヨーロッパ周遊ルート

利用したのは、HISのツアー「クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ・モンテネグロ8日間」。往路はポーランド・ワルシャワ空港でトランジットして現地へ向かいました。

ルートは、ザグレブ→リュブリャナ→ブレッド湖→ポストイナ鍾乳洞→プリトヴィツェ湖群国立公園→ザダル→トロギール→スプリット→ドブロブニク。書き出しただけで疲れます(笑)。

でもこれ、eSIMを試すには最高の条件でした。街なかも、電波が心配になる湖や鍾乳洞も、しかも移動のたびに国境越え。「周遊eSIM、実際どこまで使えるの?」を身をもって確かめる旅になりました。

使用回線と検証方法

トリファは、渡航先ごとに提携している現地大手キャリアの回線へ自動でつながる仕組み。今回も、ポーランドからスロベニア、クロアチアへ移動するたびに、その国で使える回線へ勝手に切り替わってくれました。設定をいじる必要は一切なし。

速度の計測に使ったのは、Netflixが提供している「Fast.com」。空港・市街地・観光スポットなど、実際に「あ、今ここでスマホ使いたいな」と思った場面でその都度測っています。

ちなみに通信速度は、時間帯や周囲の利用者数、建物の構造でけっこう変わります。以下の数値は、あくまで旅行中に計測した目安として見てもらえたら嬉しいです。

トリファのヨーロッパ周遊eSIMの通信速度レポート

ポーランド(ワルシャワ空港)の通信速度

ヨーロッパ到着後、トランジットで立ち寄ったワルシャワ空港。さっそく計測してみると、下り速度は約50Mbpsでした。

空港って利用者が多いので正直ちょっと不安だったのですが、Web検索もSNSも、地図アプリの読み込みもサクサク。何より、着いてからWi-Fiを探したり、接続設定に手こずったりしなくていいのが想像以上にラクでした。スマホを開くだけでつながる、これだけで気持ちがずいぶん違います。

フライト情報の確認も、旦那や親への「今ワルシャワ着いたよ」の連絡も問題なし。長距離移動の途中でこの安心感はありがたかったです。

スロベニアの通信速度

場所下り速度(目安)コメント
リュブリャナ市内約89Mbps街歩き中も地図・検索サクサク
ブレッド湖約120Mbpsボートでも快適につながった
ポストイナ鍾乳洞約150Mbps(地上)鍾乳洞の中はさすがに圏外

リュブリャナ市内では約89Mbps。地図アプリを開いたり、撮った写真を家族に送ったりする程度ならもう十分すぎる速度です。街歩きの途中で「次どこ行こう?」と立ち止まって検索する場面でも、待たされる感覚はゼロでした。

ブレッド湖では約120Mbpsとさらに高速。湖畔の散策中はもちろん、ボートで小島へ渡ったときもちゃんとつながっていました。湖の上でも圏外にならないの、ちょっと感動します。

ポストイナ鍾乳洞は、地上で約150Mbps。ただし地下エリアに入ると電波は届きません。とはいえ、あの空間はもう観光に夢中になる時間なので、不便さを感じる場面はありませんでした。

クロアチアの通信速度

場所下り速度(目安)コメント
ザグレブ空港約110Mbps到着直後から快適
ザグレブ市内約600Mbps今回の旅で最速クラス
プリトヴィツェ
湖群国立公園
約93Mbps森の中でも十分使えた
ザダル約340Mbps旧市街でも高速
トロギール約88Mbps世界遺産の路地でも問題なし
スプリット約610Mbps観光中もストレスゼロ

クロアチアに入ると、通信速度はさらに向上しました。

とくに速かったのが都市部。ザグレブ市内で約600Mbps、スプリットで約610Mbpsという数字が出ました。これはもう数字だけの話じゃなくて体感でもはっきり違って、写真のアップロードも動画の読み込みも、待つ時間がほぼありません。

ザダルでも約340Mbps。旧市街を歩きながら地図を確認したり、撮った写真をその場で送ったりと、やりたいことが一切詰まらない快適さでした。

意外だったのがプリトヴィツェ湖群国立公園。森に囲まれた木道の近くで測って約93Mbpsです。「自然の中だからつながりにくいかも」と身構えていたのですが、その不安はほぼ杞憂でした。

今回の最低値はトロギールの約88Mbps。……とはいえ、普通の使い方なら何ひとつ困らない速度です。最低値がこれ、というのが正直いちばんの驚きでした。

調査データで見るトリファの実力

ここまでは私ひとりの実測値ですが、「たまたま調子がよかっただけでは?」と思われるのも当然ですよね。というわけで、独自に実施した海外eSIM利用者の口コミ・満足度アンケート調査の結果もあわせて紹介します。

実際に海外eSIMを使った全126名の方に、どのサービスを選んだのか、そして使ってみてどうだったのかを聞いたものです。数字で見ると、自分の体感と重なる部分もあれば、意外な発見もありました。

満足度は4項目すべてで他社平均を上回った

トリファ利用者18名の満足度(5点満点)を、他社利用者108名の平均と比較しました。

項目トリファ(n=18)他社平均(n=108)
価格4.224.07
通信速度・安定性4.113.94
設定手順のわかりやすさ3.943.65
カスタマーサポート3.673.43
出典:海外eSIM利用者272名の本音|口コミ・満足度・次に選ぶ基準

結果は、4項目すべてで他社平均を上回るというもの。なかでも差がはっきり出たのが、「設定手順のわかりやすさ」でした。

これは私も納得で、アプリの表示に従うだけで、迷うことなく1分で設定完了。「あれ、これで本当に終わり?」と拍子抜けするくらいでした。

一方、アンケート調査による利用シェアで見ると126名中18名で全体の3位1位はWorld eSIM(29名)、2位はAiralo(27名)という結果です。まだ知名度で先を行くサービスはあるものの、使った人の評価は上回っている

この勢いなら、2026年には利用シェアトップに立つ日も十分ありうるんじゃないか。今回の旅で実際に使ってみて、そう思いました。

「日本語サポート」への評価が2つの調査で一貫していた

もうひとつ、別途実施した海外渡航者146名への調査でも、トリファ利用者8名から自由記述を集めました。そこで目立ったのが日本語サポートへの言及です。

エリアも大丈夫でしたし、通信速度も速く、日本語サポートもあったので全く不安はありませんでした。(韓国/男性49歳)

設定もわかりやすくできたし、日本語対応だったので安心できました。(台湾/男性48歳)

通信速度も問題がなかったですし、設定も簡単だったので、ありがたかったです。日本語サポートがあるのが決め手でした。(グアム/女性34歳)

海外eSIM利用者272名の本音|口コミ・満足度・次に選ぶ基準

注目したいのが、選択肢をこちらから提示していない自由記述であるにもかかわらず、8名中3名が自分から「日本語サポート」に触れていたこと。誰かに聞かれたわけでもないのに出てくる言葉って、それだけ印象に残っていたということですよね。

先の126名調査でも、次回eSIMを選ぶ基準として「完全日本語対応など日本人向けのサポート」を挙げる声が複数ありました。

使う前に知っておきたい注意点

とはいえ、良かった点だけを並べても、判断材料にはなりませんよね。私自身、レビュー記事を読むときはむしろ「で、どこが微妙だったの?」が知りたいタイプです。

そこでここからは、調査で実際に挙がった不満の声と、今回の旅で私自身が感じたことを、あわせて正直にお伝えします。

地下や建物の奥では不安定になることがある

調査でこんな声がありました。

空港や市街地では問題なく使えましたが、地下鉄の移動中や建物の奥に入った時に少し通信が不安定になることがありました。(韓国/女性38歳)

今回のヨーロッパ周遊でも、ポストイナ鍾乳洞の地下エリアはしっかり圏外でした。

ただこれは、eSIMだから、というより携帯回線全般の特性です。地下や建物の奥まった場所では電波が届きにくい——これは日本でも同じですよね。

なので、地下鉄での移動が多い旅程なら、乗る前に地図やルートを読み込んでおく。これだけで、ホームで「あれ、つながらない」と焦る場面はほぼなくなります。

初回設定のタイミングで迷う人が多い

126名調査で「アクティベートのタイミングがわかりにくかった」を挙げた人は、23名(18.3%)。しかもトリファ利用者18名に限っても、4名が同じ項目を選んでいます。ここは正直、無視できない数字です。

自由記述にも、「初回設定のタイミングも少し迷ったので、初心者向けの説明がもう少し分かりやすいと助かります」という声がありました。設定自体は簡単でも、「いつ切り替えるのが正解なの?」でつまずく人は一定数いる、ということですね。

対策はシンプルで、出発前にアプリで購入と設定まで済ませておき、現地に着いてから回線を切り替えるこの流れさえ頭に入れておけば、まず迷いません

渡航先によってはプランの追加購入ができないことがある

これは調査で見つかった、他ではあまり語られていない事例です。

途中でデータを使い切ってしまい、プランを買い足そうとしましたが、UAEの通信規制によりその手続きができなかった事が困りました。(男性52歳)

渡航先の通信規制によっては、現地での追加購入がスムーズに進まないケースもあります。今回は無制限プランだったので無縁でしたが、容量に余裕を持たせておく理由のひとつです。

実際、調査でも61.1%(77名)が無制限プランを選択。旅行中って思った以上に通信を使うんですよね。地図は開きっぱなし、翻訳アプリも起動、ついでに写真もアップ……。「残り何GBだっけ」と気にしながら歩きたくない——その気持ちが表れた数字だと思います。

データ通信のみで現地の電話番号はつかない

126名調査で「データ通信のみで現地の電話番号がなかった」を不満に挙げた人は、15名(11.9%)でした。

たしかに、現地の配車アプリの登録や、レストランからの予約通知など、現地の電話番号がないと困る場面はあります。トリファのヨーロッパ周遊プランはデータ通信専用なので、そこが必要な方は電話番号付きのeSIMを別途検討してください。

ただ、逆にうれしいポイントも。日本のSIMをオフにしなければ、日本の電話番号はそのまま維持されます。実際、良かった点として「日本の電話番号を維持できる」を挙げた人も13名(10.3%)いました。旅行中に日本から大事な連絡が来ても受けられる、というのは地味に安心材料です。


どのプランを選べばいい?

期間(日数)の選び方

トリファは、現地でeSIMの回線をオンにしたタイミングから利用期間のカウントがスタートします。

たとえば今回のように、ヨーロッパへ向かう途中のトランジット空港で使い始めた場合、その日から日数が消化されていきます。6泊8日間のツアーでも、移動日やトランジットを含めるとよ8日間必要なんですよね。

ただ、トリファはアプリから日数の変更や追加が簡単にできるので、最初は旅程ぴったりのプランで大丈夫。フライトの遅延や予定変更があっても、そのときに足せばいい——この身軽さがあると、余計な予備を抱えずに済みます。

容量の選び方

トリファのヨーロッパ周遊プランは、1GB・3GB・5GB・10GB・20GB・30GB・80GB・無制限から選べます。

参考までに、126名調査ではeSIM利用者の61.1%が無制限プランを選択していました。トリファ利用者18名に限っても、7名が無制限を選んでいます。迷ったら無制限、という判断は決して珍しくありません。

今回の旅での利用状況を踏まえた目安は次の通りです。

旅のスタイル推奨容量
(6泊8日)
ツアー旅行10GB
個人手配・ビジネス無制限

ツアー旅行は移動も観光スケジュールも決まっているぶん、スマホを触る時間も意外と限られます。一般的な使い方なら10GBで足りるケースが多いはずです。

一方、個人手配でレストラン探しやルート検索、チケット予約を自分でこなす方移動中に動画を見たい方は無制限プランを。この差は、実際に使ってみるとかなりはっきり出ます。

そして先ほどのUAEの事例のように、現地で買い足せない可能性を考えると、容量に余裕を持たせておく意味は決して小さくありません


まとめ|クロアチア・スロベニア周遊なら1枚で足りた

8日間の周遊で、通信にストレスを感じる場面はほとんどありませんでした。

都市部では500〜600Mbps台、観光地や自然エリアでも80〜150Mbps程度。地図アプリもSNSもメッセージのやり取りも、待たされる感覚はまずありません。しかも国境を3回またいでも、設定変更は一切不要でした。

今回は2人ともそれぞれのスマホでeSIMを利用。これが想像以上に快適で、自由時間に別行動をしても通信を気にしなくていいんです。Wi-Fiルーターを共有するときの「離れたらつながらない」問題がないのは、eSIMならではだなと実感しました。

もちろん、地下や建物の奥では不安定になることデータ通信専用で現地の電話番号はつかないこと渡航先によっては追加購入ができない場合があること——このあたりは、知ってから出発したほうが安心です。

調査ではトリファ利用者の大半がアジア渡航でしたが、ヨーロッパ周遊でも十分に実用的でした。クロアチアやスロベニアを巡る旅を計画している方の判断材料になれば嬉しいです。


調査概要

  • 海外eSIM利用者調査:2026年5月実施/有効回答126名/ランサーズ経由のWebアンケート
  • 海外渡航者調査:2025年以降に海外渡航した方対象/有効回答146名/ランサーズ経由のWebアンケート
  • 本記事で引用したトリファ利用者は、前者18名・後者8名
  • 自由記述は原文の表記を一部整えています

▶ 海外eSIM利用者の口コミ・満足度調査

この記事を書いた人

海外eSIM実測テスト監修。世界10都市でHolafly、trifaを含む12社以上を検証し、価格やサポート体制まで含めた、初心者にとって信頼できる海外通信情報を発信しています。

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