「現地でスマホを使うので通信手段のご準備を」
海外修学旅行の保護者説明会では、こう案内されることが少なくありません。
子どもに聞けば、返ってくるのはたいてい「ホテルにWiFiあるから大丈夫」のひと言。
本人は本気でそう思っているのでしょうが、その”大丈夫”がどこまでを指しているのかがわからないので、親としては安心しきれません。
実際、日本のスマホは現地に着いても自動では繋がらず、設定を誤ると帰国後に高額請求が届くこともあります。そしてその場で困るのは、時差のある場所にいる子どものほうです。
この記事では、中学生や高校生の子どもを海外へ送り出す親御さんに向けて、146名への独自調査をもとに、海外ではどんな通信手段を準備しておけば安心なのかをわかりやすく紹介します。
今は「レンタルWiFi」より「eSIM」が主流【146名調査】
子どもの通信手段を考えるとき、多くの保護者がまず思い浮かべるのはレンタルWiFiです。ただ、その前提はここ数年で入れ替わっています。
海外eSIMが43.8%で1位|146名調査の結果

当サイトが2025年以降に海外渡航した146名へ調査したところ、現地でメインに使った通信手段の1位は「海外eSIM」で43.8%(64名)でした。
回答者の4割超がeSIMを選び、かつて定番だったレンタルWiFiは2割を切っています。
とはいえ、eSIMと言われてもピンとこない方も多いはずです。ざっくり言えば、行き先と日数を選んで買っておくだけで、子どもが現地に着いた瞬間からスマホがいつも通り使えるというもの。
受け取りも返却もなく、荷物も増えません。 着いた子どもはそのまま「着いたよ」のLINEを送れます。
レンタルWiFiが選ばれなくなった理由
少し前までは海外へ行くならまずポケットWiFiをレンタルし、空港で受け取って帰りに返す。これがほぼ唯一の現実的な選択肢だったと思います。
海外eSIMの登場でレンタルWiFiの手間が目立つようになったため選ばれなくなっているようです。
・紛失・破損時は弁償の対象になる
・出発日に空港カウンターで受け取り、帰国時に返却する
・ルーター本体とモバイルバッテリーを常に持ち歩く
・充電が切れれば、その時点で全員が繋がらなくなる
スマホ1台で完結するeSIMが選ばれているのは、この差が大きいためです。
高校生が海外でスマホを使う4つの方法を比較
海外でネットを使う方法は、大きく4つあります。ただ、どれを選ぶかの前に学校や主催団体のルールを確認しておくと、判断がぐっと楽になります。
条件は学校ごとにばらばらで、しおりや説明会の案内に書かれているので、そこを子どもと一緒に読んでおきましょう。
| eSIM | キャリア ローミング | レンタル Wi-Fi | SIM カード | |
|---|---|---|---|---|
| 修学旅行での 使いやすさ | ◎ | ◎ | △ | × |
| 受取り/返却 | 不要 | 不要 | 空港 or 自宅 | 空港 or 自宅 |
| 持ち歩き | なし | なし | ルーター | 取外した 日本のSIM |
| 期間/渡航先 | 制限なし | 制限あり | 制限なし | 制限なし |
| 価格 (1日あたり) | ~800円 | ~1,000円 | ~2000円 | ~500円 |
eSIM|スマホだけで海外でもネットが使える
日本にいるうちに設定を済ませられるのが最大の利点です。現地でやるのは回線を切り替える操作ひとつだけ。荷物も増えないので、班行動で「誰が持つか」を決める必要もありません。
注意点は、機種がeSIMに対応しているかを事前に確認する必要があること。ここだけは出発前に済ませておきます。

海外ローミング|いつものスマホをそのまま使える
普段のスマホをそのまま使えるため、準備はほぼ不要です。ただし定額オプションの申し込みや条件を満たしていないと、従量課金のまま日数分が積み上がります。
現地で使いながら金額を管理するのは、初めての海外の高校生にはまず無理だと考えたほうが安全です。
レンタルWi-Fi|設定は簡単だが持ち歩きが必要
電源を入れるだけで繋がる手軽さはありますが、団体行動とは相性がよくありません。
- 持っている子から離れると、その時点で他の子は繋がらない
- 一日歩き回るとバッテリーが持たず、夕方に切れることがある
- 紛失・破損すると弁償の対象になる
自由行動で班が分かれる場面では、「ルーターを持っている子」と「持っていない子」に分かれてしまうのが実際のところです。
現地SIM|料金は安くても高校生には少しハードルが高い
料金は最も安く抑えられる可能性がありますが、現地の店を探し、言葉でやり取りし、SIMを入れ替える必要があります。日本のSIMを抜いて保管する手間もあり、紛失すれば帰国後に困ります。
団体行動ではそもそも購入に立ち寄る時間が取れないため、修学旅行や短期留学では現実的な選択肢になりにくい方法です。
通信手段を選ぶ前に、学校のルールを確認
eSIMかレンタルWiFiかキャリアローミングを決める際には学校や主催団体のルールも確認しておきましょう。
条件は学校ごとにばらばらで、しおりや説明会の案内に書かれているので、そこを子どもと一緒に読んでおきましょう。
修学旅行・短期留学ならどれ?選ぶときの2つの基準
4つの方法を並べると迷いますが、子どもだけで渡航するという条件で絞ると、見るべきポイントは2つに絞られます。
子どもが一人で管理できるか

大人の旅行なら、多少の手間は自分でどうにかできます。ただ初めての海外で、団体行動中の高校生には、その余裕がありません。
ルーターの充電切れ、置き忘れ、SIMの紛失。直せないまま、繋がらない状態で過ごすことになります。ローミングも、現地で料金を気にしながら使うことになります。
そのどれもが、修学旅行中によくあるトラブルですが、子どもに困って欲しくはないですよね。
現地でやることが少なく、費用も先に決まっている。 その両方を満たすのがeSIMだと思います。
日本にいる保護者がサポートできるか
もうひとつが、離れていても親が関われるかどうかです。
意外と見落としがちなのが支払いです。高校生はクレジットカードを持っていません。 かといって、現地で足りなくなったときのためにカード番号を渡しておくのも避けたいところ。
親のアカウントで購入し、必要なら親が追加する形になっていれば、この心配はなくなります。
- 親が購入して、子どものスマホで使えるか
- 日本からデータ残量を確認できるか
- 足りなくなったとき、親側から追加できるか
- 困ったとき、日本語で相談できる窓口があるか
この4つが揃っていれば、子どもが一人で抱え込む場面をかなり減らせます。
唯一、日本のeSIMアプリのトリファは家族での共有ができるのでオススメです。トリファのeSIMを家族で共有する方法や家族アカウントについてはこちらの記事の後半で紹介しています。

オススメのeSIM
ここからは、ペルー・ボリビア周遊で候補に入る5社を、回線・料金・サポートの3つの視点で見ていきます。
トリファ
| 基本情報 | |
|---|---|
| 特徴 | 国内eSIMアプリ利用者No.1 ・高速通信が無制限 ・通信安定性抜群 ・日本人のサポート◎ |
| 運営会社 | 株式会社トリファ |
| 日数選択 | 1日単位 |
| キャンセル | 安心キャンセルプランあり |
| サポート | 日本人スタッフ チャット:24H |
| テザリング | 〇可能 |
| 申し込み | 公式サイト |
| 関連記事 | トリファの口コミ評判 |
高速通信が無制限で利用できることに加えて、日本のお会社が運営してます。つまづきやすいeSIMの設定が直感的に使えて操作が分かりやすいです。
さらに、サポート体制も抜群で日本人の専任スタッフが1分以内にチャットで24時間サポートしてくれます。
トリファも1日単位でプランを購入することができます。また、1GBからの容量プランもありデータ使用量に合わせて選択もできます。
「海外eSIMの教科書」限定クーポンを使うとトリファの全プランが5%OFFで購入できます。
詳しい使い方はコチラの記事で紹介してます。

Holafly
| 基本情報 | |
|---|---|
| 特徴 | 無制限プラン最多 ・高速通信が無制限 ・価格以上の価値がある |
| 運営会社 | Holafly |
| 日数選択 | 1日単位(1~30日) 月額プランもあり |
| キャンセル | 使用前は全額返金 |
| 電話番号 | なし |
| サポート | 専任スタッフ チャット:24H |
| テザリング | △可能 1GB/日 |
| 申し込み | 公式サイト |
| 関連記事 | Holaflyの口コミ評判 |
Holaflyは1日単位でプランを購入することができます。また、全てのプランが無制限プランです。
容量を気にせず旅したい/初めてで失敗したくない/日本語サポートが欲しいという方にはいデータ通信が完全無制限のHolafly(オラフライ)がオススメです。
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以下のリンクをクリックして自動で割り引きになります。クーポンは何度でも使用可能です。
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アプリの場合はこちらのクーポンコードをご利用ください。
実は、Holaflyを使っている人だけに、もうひとつオマケがあります。
世界対応の1GBが、毎月無料でもらえるんです。
「今回の旅の分だけ買って終わり」ではなく、次の旅行までずっと。空港に着いた瞬間の地図やLINEくらいなら、これだけで足ります。買った後もじわじわ得をする、これもHolaflyを選ぶ理由のひとつです。

海外旅行でキャリアローミングの注意点
ahamoやdocomoは容量と期間に注意
日本で利用者の多いahamoは、15日を超える海外での利用で速度制限がかかるほか、海外で使ったデータも日本で使う月間容量と共通です。写真や動画をアップしていると、「思ったより減ってる…」となることもあります。
ホームステイなど2週間前後の場合はahamoだけで済ませるなら少し注意が必要です。
そのうえで、ahamoユーザーの現実的な選択肢は2つあります。
| 使い方 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 節約 | 使いすぎないようにしてahamoだけ | とにかく安く済ませたい人 |
| 安心構成 | トリファやHolaflyのeSIMを準備 | 容量・15日制限を避けたい人 |
UQモバイルやauは追加料金必要
UQモバイルを海外で利用する場合、データ通信は「au海外放題」が便利です。24時間800円〜1,200円でデータ使い放題になります。事前予約やアプリからの利用開始操作が必要で、音声通話やSMSは別料金がかかります。
| 使い方 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 節約構成 | トリファやHolaflyのeSIMを準備 | 安く無制限で使い放題したい |
| イマイチな選択 | au海外放題の利用 | 節約したはずが、結局は割高+面倒 |
楽天モバイルは2GBまでは無料
楽天モバイルは、対象の国・地域なら申し込み不要でそのまま使えます。毎月2GBまでは追加料金なし。空港に着いてすぐ地図を開ける安心感は、この手軽さならではです。
ただし、2GBは思っているより早く消えます。マップの表示、ホテルの予約確認、翻訳アプリ、写真のクラウド保存——旅先でやることを一通りこなすと、数日で使い切る量です。
超えた分は1GBあたり500円でチャージできますが、ここが判断の分かれ目。1GB=500円は、海外用eSIMの相場と比べると割高です。数GB足すころには、最初からeSIMを買っておいたほうが安かった、という金額になります。
| 使い方 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| 節約構成 | トリファやHolaflyのeSIMを準備 | 安く無制限で使い放題したい |
| イマイチな選択 | 楽天モバイルをそのまま利用 | 設定不要も結局は割高 |
Ymobileやソフトバンクは事前申し込み必須
ソフトバンクの「海外あんしん定額」を利用するには、事前にサービスへの申し込みが必要です。対象プランなら、毎月3日分または5日分を追加料金なしで利用できます。
また、24時間あたりのデータ通信量が10GBを超えた場合は、通常利用に支障が出ない範囲で最大4.5Mbpsに速度制御されます。動画やSNSをたくさん使う予定なら、この点も覚えておきましょう。
海外修学旅行・短期留学でスマホが必要になる場面
必要になる場面をイメージしておくと、容量やプラン選びの判断がしやすくなります。
家族・先生・友達とLINEで連絡を取る
無事の報告や、先生・友達とのやり取りにLINEを使う場面は多くあります。「無事着いたよ」といった連絡が届くかどうかは、保護者にとって大きな安心材料です。
自由行動でGoogleマップや乗換案内を使う
グループでの自由行動では、Googleマップや現地の乗換案内アプリが頼りになります。地図が使えないと道に迷いやすく、集合時間に遅れるトラブルにもつながります。
翻訳・検索・SNSなどを利用する
看板やメニューが読めないときの翻訳アプリ、気になったことをその場で調べる検索、思い出を記録するSNSなど、学びや思い出づくりの面でもネットは役立ちます。
迷子や予定変更などのトラブル時に連絡する
グループとはぐれる、集合時間が変わる、体調を崩すなど、現地では予定外のことも起こります。先生や保護者にすぐ連絡できるかどうかは、子どもの安全に直結します。
修学旅行だけじゃない!高校生が海外でスマホを使う機会
ネット環境が必要になるのは、実は修学旅行や短期留学だけではありません。
家族旅行はもちろん、部活の海外遠征や大会参加、姉妹校との交換留学、卒業旅行——高校生が海外に出る機会って、思っているより何度もやってきます。
そして、そのたびに「今回はどうする?」とゼロから調べ直すのは、正直しんどいですよね。
だからこそ、一度eSIMの仕組みを家庭で理解しておくと、次からがぐっとラクになります。次の機会には「前と同じ手順でいこう」と、お子さんに任せられるようになります。
高校生の海外修学旅行・短期留学のスマホでよくある質問
高校生でもeSIMは使える?
はい、使えます。設定は保護者が事前に済ませておけるため、高校生本人が難しい操作をする必要はほとんどありません。
保護者が購入したeSIMを子どものスマホで使える?
はい、可能です。トリファは保護者が購入し、子どものスマホに設定して渡す使い方に対応しています。(保護者が子どものアカウントを招待)
クレジットカードを持っていなくても大丈夫?
大丈夫です。購入手続きは保護者が行うため、子ども自身が持っている必要はありません。
日本の電話番号やLINEはそのまま使える?
はい、eSIMはデータ通信用の回線を追加する形になるため、日本の電話番号やLINEアカウントはそのまま使い続けられます。
修学旅行・短期留学では何GBあれば足りる?
地図アプリの利用や家族への連絡が中心であれば、数日間の修学旅行では数GB程度が目安です。写真や動画のやり取りが多い場合や滞在が長い短期留学では、余裕を持った容量や無制限プランを検討すると安心です。
ホテルや学校の無料Wi-Fiだけでも大丈夫?
無料Wi-Fiだけに頼ると、自由行動中や移動中などWi-Fiのない場所でネットが使えなくなります。緊急時の連絡手段を確保する意味でも、モバイル回線の併用がおすすめです。
eSIMはいつ購入・設定すればいい?
出発の数日前までに購入し、日本にいるうちに設定を済ませておくのがおすすめです。当日ばたばたと準備することを避けられます。
海外でネットにつながらないときはどうすればいい?
まずは機内モードのオンオフや回線設定を確認します。解決しない場合は、日本人スタッフのチャットサポートを利用すると、現地の言葉が分からなくても対応してもらえます。
まとめ|高校生の海外渡航は親子で準備できるネット環境を選ぼう
高校生の海外修学旅行や短期留学では、「子どもが使いこなせるか」だけでなく「日本にいる自分がどこまで手を出せるか」が、ネット環境選びの分かれ目になります。
現地でトラブルが起きたとき、何もできずに待つしかないのは、送り出す側としてはやっぱり不安ですよね。
その点トリファなら、購入も設定も保護者が事前に済ませられます。出発後もデータの残量を確認できて、足りなくなれば日本から追加チャージ。困ったときは日本語でサポートに相談できるので、お子さんに英語でのやり取りをさせる必要もありません。
「あとは向こうで頑張って」ではなく、日本からも支えられる。この安心感が、親子どちらにとっても大きいはずです。



